マンティーニャとパドヴァ


オヴェターリ礼拝堂のマンティーニャの壁画部分

オヴェターリ礼拝堂のあるエレミターニ教会
今 図書館から借りてきた本を何気なく手に取ったら
なつかしいパドヴァのマンティーニャの項目が目に留まった
パドヴァは過去3回巡った
駅からちょっと遠いが
徒歩で市内を巡れるコンパクトでありながら
見ごたえのある街である
マンティーニャにはもともと興味があったが
このエレミターニ教会のオヴェターリ礼拝堂の壁画と対峙して
マンティーニャへの自分の評価が決定的なものとなった
今でもその時の感動をはっきりと覚えている
私が訪れたのは記憶が正しければ
1992年、1993年、1995年
この新書によると2000年から大規模な修復が行われとあり
その後の写真がある
私はその修復を見ていないが
1995年の時点で
もっとも重要な右壁下段のマンティーニャの壁画は修復を終えていた
それとともに爆撃を受けた悲惨な姿の写真も展示されていた
パドヴァはジョットで有名であるが
マンティーニャもお忘れなく

ジョットで有名なスクロヴェーニ礼拝堂(1995年に行ったら市立美術館になっていた)

ボー宮殿(ガリレオガリレイで有名なパドヴァ大学)

ラジオーネ宮殿とクリスマス市
佐竹本 三十六歌仙絵 京都国立博物館
コートールド美術館展 都美術館
「写実絵画のいまむかし」 笠間日動美術館


野田さんの静物-今まであまり見たことのない普通のモティーフによる静物でありながら存在感抜群-

笠間日動美術館での「写実絵画のいまむかし」展が終わりました
もっと前にご紹介すべきだったのですが・・・
今陛下の肖像画で話題の野田さんやなかなか買えない(抽選に外れ)山本寛貴、森本草介、島村信之、小木曽誠、諏訪敦らの作品を展示
量的には物足りなかったかな
1点を除いて写真撮影OK、ネットアップOKなのはありがたい
個人的なことですが
小木曽さんは本来しっかり描ける画家ということが確認できたことが収穫
それと山本さんの描きたいのは、やっぱりセピア色のテーマなのだろうか
だとすると相当がっかり
色々なギアを付けた人物で
乙女チックな・・・な絵画から抜け出せたと思ったのに
やっぱり売れるのを描きたいのか
いつものことですが、スタッフの皆様は感じが良い
それに親切